テキーラを買おうと酒屋さんに行ったらアガベ100%と書いてあったり、透明なテキーラもあれば色があるテキーラがあったり、テキーラって種類が多くてなにを買えばいいか迷った経験ありませんか⁉️
前回はテキーラの歴史や定義を解説した記事を書いていきました。
今回の記事ではテキーラを購入する際、選ぶ際にはどんな事を基準に選べばいいのか。解説していきたいと思います。
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テキーラの原料の割合で選ぶ
テキーラは多肉植物であるブルーアガベのみを使用することが条件となっています。
主に分類されるのはブルーアガベ100%を使用された物と、ブルーアガベ51%以上とそのほか副材料により作られたものと2種類あります。
ブルーアガベ100%使用したテキーラ
酒屋さんに行った時にBlue Agave100%とボトルに記載されたテキーラがこれに当たります。プレミアムテキーラとも呼ばれていますね。
ブルーアガベ独特の力強い風味、まろやかさをガツンと味わうことができるテキーラです。
アガベ100%のテキーラは悪酔いもあまりしないとテキーラ協会も公表しており、テキーラを飲むと悪酔いしてしまうという方にはこのアガベ100%を選んでみてはどうでしょうか?
ブルーアガベ51%以上のテキーラ
Blue Agave100%と記載されていないテキーラについては、51%以上のブルーアガベと副材料によって作られているミクスト(Mixtos)に分類されており、ボトルに表記などはされていません。
副材料としては同じ蒸留酒であり4大スピリッツでもあるラムの主原料と同じ、サトウキビの廃糖蜜(モラセス)などが使われています。
アガベ感がプレミアムテキーラよりも抑えめでテキーラ初心者でも飲みやすいです。
高価なアガベを100%使うプレミアムテキーラよりも安価で求めやすくなってるのが特徴です。
・ブルーアガベ100%の物はプレミアムテキーラと呼ばれBlue Agave100%と記載されている
・それ以外はミクストと呼ばれ記載はされていない
テキーラの熟成期間で選ぶ
テキーラを見比べると、琥珀色だったりと色が付いているテキーラを見かけると思います。
色がついているテキーラは実はウイスキーなどと同じで樽による熟成をしているからなんです。樽熟成しているテキーラは樽の成分が溶け込み、樽の風味や香りがテキーラに移ることで通常のテキーラとは違う味わいを楽しむことができます。
色の付いているテキーラのボトルを見るとブランコ、レポサド、アネホ、エクストラアネホと書かれていると思います。これは樽熟成している期間で名前が変わります❗️
ブランコ(Blanco)又はシルバー
熟成させていない無色透明なテキーラ。または60日以内の熟成されたテキーラ。
ブルーアガベ本来の香りや味わいをストレートに味わう事ができます。
レポサド(Reposdo)
2ヶ月〜12ヶ月熟成されたテキーラ。
ブルーアガベを感じつつも樽感を多少感じることのできるテキーラ。
テキーラの味わいをしっかり楽しみたい方は上記のブランコを含めてレポサドまでの熟成期間のテキーラをおすすめします。
アネホ(Anejo)
1年〜3年熟成されたテキーラ。
アネホ以降の熟成テキーラはウイスキーのようにロックやストレートなどで飲まれることが多く、濃厚な樽の香りを感じることができます。
価格もそれなりに物によっては5000円〜1万ほどと高価になっています。
エクストラアネホ(Extra Anejo)
3年以上熟成された綺麗な琥珀色のテキーラ。
長期間熟成されたウイスキーのようにバニラやシナモンの香りが漂い、角ばったアルコール感や雑味感も少なく甘い味わいが特徴です。
ブルーアガベ100%のプレミアムテキーラを使用して長年熟成されていることもあり、価格も1万〜3万ほどのものが多いです。高いものはそれ以上も...
まとめ
テキーラはアガベの味わいが強いブルーアガベ100%のプレミアムテキーラと、初心者でも飲みやすいブルーアガベ51%と副材料で作られたミクストテキーラの2つに大別されます。
さらに、ウイスキーと同じように樽による熟成された味わいやわらかく、まろわかな風味のテキーラもあります。
熟成期間が短い順でブランコ→レポサド→アネホ→エクストラアネホになります。
それぞれ特徴があるのでテキーラを選ぶ際はご自身にあったテキーラを選べるようにこの記事を参考にしてもらえたら幸いです。
※今回使用しているテキーラの写真はhttps://www.instagram.com/daiya.sanjoh?igsh=dzdvaHhpaDBjbWFyさんのInstagramから許可を得て掲載させていただいています。