お酒を楽しむための決め手となるもの、その1つとしてグラスだと僕は思っています🤔
そんなグラスですが、グラスによって素材が違うのはご存知でしょうか?
一般的に手に入る安価なものではソーダガラスという素材が使われていますが、高価なものになるとクリスタルガラスというものが使われています。
あとは耐熱性をもった耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス)もありますね!
クリスタルガラスの中にもグレードがあるのですが、本記事ではソーダガラス、クリスタルガラス、耐熱ガラスについて解説できたらと思います!
僕のブログはお酒やカクテルをテーマとしているので、本記事でもその目線として書いているのでご了承くださいね❗️
ソーダガラス
日常生活でもっともよく見かけるガラス素材、それが炭酸ナトリウムが使用されているソーダガラスです。窓ガラスやビン、食器、電球など多くの用途に使われています。
多くの飲食店でもほとんどのグラスはこのソーダガラスが使用されていると思います。
ソーダライムガラス、ソーダ石灰ガラスとも呼ばれています。史上初めて作られたガラスもソーダガラスと言われていますね❗️
主原料はソーダ灰(炭酸ナトリウム)、石灰石、珪砂(けいしゃ)です。
硬くて頑丈、そして軽いのが特徴です。耐熱と表記されてないものに関しては急激な温度変化に弱いので購入の際にはしっかりチェックしときたいところですね❗️
木村硝子などメーカーによってはクリスタルガラスに劣らない品質のソーダガラスもあるので、チェックしてみてくださいね❗️
クリスタルガラス
酸化鉛(酸素+鉛)を使用して作られているのがクリスタルガラスです。透明度、透過率、光の屈折率が非常に高く、お酒やカクテルなどを入れたときも見た目がかなり良いです❗️(個人的に値は張るがオススメ)
デメリットとしてよく言われるのが重いことなのですが、僕はこれさえもビルドスタイルで作ったりする時は安定感がありメリットと考えてます‼️
ソーダガラスと違い高価なものになります。それに繊細なものになるので扱いには気をつけてくださいね・・・。ちょっと他のグラスに当たっただけでカクテルグラスとかすぐ割れてしまいます( ̄▽ ̄;)
はい、僕割ってます(-。-;
クリスタルガラスにもグレードがあり、フルレッドクリスタル≫レッドクリスタル≫セミレッドクリスタルの順で高価なものというイメージでOKです。
ちなみにレッドというのは【lead】で赤(red)や案内(lead)という意味ではなく鉛の【lead】という意味になります!
日本におけるクリスタルガラスの定義は日本硝子製品工業会によって鉛の含有率や屈折率、密度の数字で決められています。以下は日本硝子製品工業会のHPに記載されているものです。
・フルレッドクリスタル
酸化鉛30%以上、屈折率1.520以上、密度3.00g/cm3以上
・レッドクリスタル
酸化鉛24%以上、屈折率1.520以上、密度2.90g/cm3
・セミレッドクリスタル
酸化鉛のみで10%以上24%以下もしくは酸化鉛24%以下で酸化カリウム、酸化バリウム、酸化亜鉛と併せて10%以上含む。屈折率1.520以上、密度なし。
その他にも酸化鉛を含まないクリスタルガラスもあります。酸化カリウム、酸化バリウム、酸化チタニウム、酸化亜鉛などが使用されたクリスタルガラスはカリクリスタルガラス、バリウムクリスタルガラス、チタンクリスタルガラスも存在します。
耐熱ガラス(ホウケイ酸ガラス)
名前のとおり温度に強いガラスです❗️
耐熱ガラスはホウ酸が加えられていて温度変化に強くなっています。さらにソーダガラスやクリスタルガラスに比べて二酸化けい素の割合が大きいとされています。
また、耐熱ガラスは名前の通り耐熱性があり、硬くて軽いのが特徴になります。電子レンジやオーブンにかけられる食器、広いところで見ると実験用のガラスだったり自動車のヘッドライトに使われたりします❗️
ソーダガラス、クリスタルガラスは耐熱ではないので加熱しないでくださいね❗️
まとめ
ひとくちにガラスといっても色んな種類ありますよね、僕はカクテル作りをやるようになってからグラスにこだわりたくなりました。
安価で手に入りやすいソーダガラス。
高価ですが見た目やカクテル使った時の透明感がオシャレで高級感のあるクリスタルガラス。
ホットカクテルなどに使われる耐熱ガラス。
作るカクテルによって使い分けたいところですね🤔
お気に入りのグラスに出会えたら宅飲みもさらに楽しく、充実させるとこができますよ❗️