カクテル・パーフェクトブックの内容とは?

宅飲み、楽しんでますか?こんにちは、こんばんはゆーくんです(´∀`)

今回は家でカクテルを作る際に僕が参考にしているレシピ本『カクテル・パーフェクトブック』を紹介したいと思います!

ゆーくん
ゆーくんとお酒のある日常では他にもお酒に関する記事を書いています☺️他の記事へはこちらから↓

出版社と監修者、本の価格

〜以下、カクテル・パーフェクトブックの見出しから抜擢〜

日本文芸社から出版されていて、監修は桑名伸佐さんです。どういう方なのかというと、1948年福岡県生まれ。1966年藤田観光株式会社太閤園入社。1968年同社のバー部門に転属しバーテンダーへ。1973年~2004年、株式会社新阪急ホテル勤務。1982年A.N.B.Aカクテル・コンベンション優勝。2000年6月社団法人日本ホテルバーメンズ協会会長に就任、2006年6月、退任されているとのこと。

どういう人におすすめ?気になる内容は?

本を開いて1番に目につくのは『マティーニ』や『サイドカー』、『マンハッタン』といったカクテルに興味ない人も1度は聞いたことあるようなカクテルのレシピがズラーッと書いてあります。しかもマティーニならマティーニのレシピが何個も書いてあります。

なぜ同じカクテルのレシピが何個も書いてあるのか?その理由がこの本の1番のステータスかと思います!

同じマティーニのレシピでもページをめくると若干材料や分量が違います。この違いは有名ホテルのバーのレシピによる違いなのです。

例えばダイワロイヤルホテルズのマティーニだと
タンカレー50ml、ノイリー・ブラット10ml、種付きオリーブ1個と書いてあります。
作り方は従来のマティーニと同じミキシンググラスにジンとベルモットを入れて氷がぶつからないようにステアしてカクテルグラスへ。

対してホテルニューオータニのマティーニは
ボンベイサファイア90ml、バルベロ5ml、ロイヤルグリーンオリーブ1個です。
ミキシンググラスの中にベルモットと氷を入れてステアしたあと水分を捨てる。そのミキシンググラスにジンを入れて30回ほどステアしてカクテルグラスへ。

こういったようにホテルによって作り方が全く違いますよね。ダイワロイヤルホテルズはステアの際に氷がぶつからないように。ホテルニューオータニの方はステアの回数にこだわりを。
といったふうに技術面も書いてあります。これに関しては宅飲み素人に出来るかは分かりませんが(^_^;)

そうした事から有名ホテルのカクテルを自宅で楽しみたい人、カクテル作り初心者でもホテルのカクテルを作るという形から入りたい人にオススメかなと思います!
ホテルのBARに行かなくてもそのBARのカクテルを自宅で作れるとなるとワクワクしますよね♪

もちろん、ホテルのBARによるカクテルだけではなくメジャーどころなカクテルのスタンダードレシピもそれなりに書いてありますよ♪

本の最後のほうにはシェイカーやバースプーンといったバーツールの説明、シェイカーの振り方やステアのやり方。
ジンやテキーラ、ウイスキーといったスピリッツの解説も書いてあるので初心者にも優しいですね♬

本を読んでみて気になった点

本の冒頭、『はじめに』の部分でシェイクの強さ、ステアの回数や氷の詰め方などをこの本で紹介している。
と書いてありますが、すべてのBARのレシピに書いてあるわけではありません。これに関しては単純に書いてないだけなのか、そのBARがこだわっていないから書いてないのかは分かりませんが、『はじめに』で謳っている以上もう少し細かく書いてほしかったなと感じました。

氷の詰め方について書いてあるレシピもあるのですが【氷の詰め方にも注意を払っている】と書いてあるだけでどういう風に詰めていくのか書いてないです。

ホテルのメインBARのレシピがコンセプトにある本なので仕方ないとは思うのですが、本の大部分がBARのレシピでその他のカクテルのスタンダードレシピが結構少ない印象を受けました。
もっと色んなレシピを知りたい、作りたいといった人にはオススメできないかなと思います。

おすすめの記事